Pidoraにソースからzshを導入する
Raspberry Pi B+を手に入れたのでサーバーにする手順を書いていく。パート5。
前回の記事は以下。
PidoraにSSH接続する - vorfee's Tech Blog
zshのインストール
zshのコンパイルに必要なパッケージを揃える
ncurses-devel
が必要。
$ sudo yum install ncurses-devel
もし、すでにyumでzshをインストールしているのならアンインストールしておく。
$ sudo yum remove zsh
zshのソースコードを入手する
この記事を書いている現在での最新版はzsh-5.0.7
。
$ wget http://sourceforge.net/projects/zsh/files/zsh/5.0.7/zsh-5.0.7.tar.gz/download -O zsh-5.0.7.tar.gz
解凍する。
$ tar zxvf zsh-5.0.7.tar.gz
zshをインストールする
$ cd zsh-5.0.7
$ sudo ./configure $ sudo make $ sudo make install
RasPiの性能上、かなり時間がかかる。./configure
で306秒、make
に1174秒、make install
に52秒。合計で30分程度。
デフォルトでは/usr/local/bin/zsh
にインストールされる。yumとは別のディレクトリなので競合しない。
ログインシェルをzshにする
Shellの一覧にzshを追加する
/etc/shells
の最終行に下記を追加。インストールパスを変更している場合は各自で適宜変更する。
/usr/local/bin/zsh
ログインシェルをzshに変更
$ chsh Changing shell for vorfee. New shell [/bin/bash]: /usr/local/bin/zsh Password: chsh: Shell changed.
ログインシェルが変更できたか確認
注意:必ず新しいsshセッションで試すこと。現在開いているターミナルは閉じずに、新しくターミナルを立ち上げる。